写真家 藤本礼奈のブログ

「ダークナイト ライジング」

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もちろん「ダークナイト」は素晴らしい作品なんだけど、ラストの
民衆と囚人の描写が、私は好きじゃない。
最近観なおして、改めて「希望的観測」じゃない?全く性善説。
私はどちらかと言うと、性悪説と思っているので…。

でも「ダークナイトライジング」を観てる途中、
その考えは果たして正しかったのか?!って自問自答してしまった。
完全悪役ベインが、実は愛する人の為だけに生きていたり、
黒幕は、自分の親の思いだけに生きていたり、
(愛してくれてた人を単に利用しただけなのが、こわいけど
お互いそれをわかってたよなぁ…。)
逃げ出した警官が最後には戻ってきて、銃弾に倒れるあたり。
人には光があるんじゃないかと、漠然と感じて。

最近、たくさん映画を観たり観劇したりするのは、自分が
「新しいものを観たい!」訳ではないと、気付いてきて。
心を揺さぶられる作品を通して、自分なりに色々考えて
自分の深淵を理解したいんだと。
そしてそれから、自分の作品をつくっていきたい。
いろんな人と出会って、たくさん話すことも大事で
自分の「普通」を覆されて、新しい価値観に出会ったり
自分の「普通」を再肯定したり。
まだまだなんだけど。
日々精進あるのみ。

ちなみにその他でよかったのは
映画「少年は残酷な弓を射る」と
舞台「ルドルフ・ザ・ラスト・キス」
ルドルフは今まで観た舞台の中で、ダントツで一番!
心に深く突き刺ささり、全てが素晴らしかった!
演出のルヴォー氏、大御所なのに全然偉ぶらず、
すごくフラットで紳士でした。かっこよかった〜!
「少年は…」は、少年の異常な程の母親への愛、それに答える母親ティルダ。
愛って一体なんなんでしょうね…。
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by renafujimoto | 2012-09-13 14:36 | 日記